僕のFXのこれまで(前編) - FX始めました
トトントンは妻も子供も住宅ローンもある普通のサラリーマンです。
そう遠くない未来、40歳になります。
トトントンの毎月のお小遣いは25,000円です。
周りと比べても仕方ありませんが、世間一般の平均よりはだいぶ少ない額です。
お小遣いの大半はお昼代で消えます。
外回りが多いので、お弁当は持参できないのです。
独身時代、外回りで少し時間があいた時なんかは喫茶店等で時間を潰していましたが、今ではそれもできません。
駅ビル内のベンチでスマホを弄りながら時間を潰しております。(同士の方も結構いらっしゃいます)
仕方がないとはいえ、もう少し自由になるお金があったらいいな、というのが本音ではありました。
そこで目をつけたのがFXです。
お小遣いをこつこつと貯め、昨年(2016年)9月、一か月分のお小遣いに相当する25,000円でFX口座を作りました。
FXを始める上で、25,000円というのはまったくもって心許ない金額ですが、僕のお小遣い事情ではこのくらいが精いっぱいでした。
選んだ会社はセントラル短資、特に吟味した訳ではなく、たまたま買ったFXの入門書で取り上げられていたのでここにしました。
(そしてセントラル短資は、たまたまトルコリラのスワップポイントが高めの会社でした)
トトントンの買った入門書で指南されていた手法は、移動平均線を使ったスイングトレードでした。
デモトレで試したところなんとなく勝てたのですが、実戦ではうまくいかず。
まあ当たり前ですね。
日足、4時間足とも移動平均線を上抜けたら買い、下抜けたら売り、これだけで上手くいくほどFXは簡単ではありません。
入門書ももちろんそれだけで勝てるなんてことは書いてはいませんでした。
その本の著者が伝えたかったのは、大きな時間軸でのトレンドに乗ることが重要だという、FXをする上での基本的な考え方だったのでしょう。
入門書には、初心者は資金100,000円を準備し、必ず1,000通貨で取引するようにとも書いてありました。
トトントンはこれができませんでした。
1,000通貨での取引はもちろん徹底していましたが、前述の通り、資金は25,000円しか準備できなかったのです。
狙いは100Pips程度、損切りの目安は50Pipsから100Pips、そんな感じのトレードをしていましたが、1勝して2敗、連勝できてもそのあと3連敗・・・、あっという間に資金は20,000円を切りました。
入門書の通り100,000円を準備していれば、それでも95,000円程度は残っており、まだまだ精神的に余裕のあるトレードができていたはずです。
続けていてももしかしたら9万、8万と資金は減っていたのかもしれませんが、その間に十分な経験を積むことができていたでしょう。
でも僅か25,000円では、まともに経験を積むことすらもままなりませんでした。
このまま続けても、無駄に資金を無くすだけではないか。
そう思った僕は一旦トレードをやめ、もっとリスクが少なく、もっと勝率の高い手法はないかと情報収集を始めました。